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明けましておめでとうございます2021

明けましておめでとうございます。

藤沢の歯医者「おだがき歯科クリニック」の小田柿です。

新型コロナウイルス感染症の世界的大流行により日常が一変し、新しい生活様式が始まった2020年。
年明け以降もコロナウイルスによる猛威は増すばかりで耐え忍ぶ日々が続いていますが、その先には明るい未来が待っていると信じて毎日を過ごしています。

自宅から歩いてすぐそばの神社
鐘をならす際は直前に手をアルコール消毒してから

さて、今年も新年最初のブログでは、当クリニックの1年間を振り返りながら新年の抱負について書いていきたいと思います。

藤沢で開院して3年目を迎えた2020年、新型コロナウイルスの影響は確かにありましたが、

多くの歯科医院がそうであったように当医院でも、コロナ禍以前から充分な感染予防対策を取っていた為、

普段の診療については、大きな混乱もなく、落ち着いて診療には取り組めていたと思います。
(ただし、待合室については、感染対策が不十分と思われる点がいくつかあったので、改善を図りました。)

そんな中、
昨年は、2月いっぱいで主任衛生士さんが産休・育休の為に長期のお休みに入り、主任衛生士さんが交代になるという、当医院としては大きな変化がありました。

開院時から当医院を支えてくれていた実力のある衛生士さんが抜けた穴を埋めるのは簡単ではないだろうと、ある程度覚悟していたのですが、

新しく主任となった衛生士さんが、その穴を埋めるのに十分過ぎる程の活躍を見せてくれたのに加えて、スタッフ全員が頑張ってそれぞれの役割を担ってくれたため、春以降も安心して院長は治療に専念することが出来ました。

開院3年目になると、既存のスタッフたちがクリニックにおける治療の流れや治療方針についての基本的な考え方などもしっかり把握してくれるようになり、
より正確かつ精密な検査を今までと同じ診療時間でテンポ良く行えるようになってきました。
スタッフの頑張りには本当に頭が下がります。

おかげでクリニック全体で昨年を評価したときに、一年の目標としてあげた「スキルのアップデート」という部分はそれなりに達成出来たのかなと思っています。

ですが当の本人はというと、

コロナ禍の影響により、参加を予定していたセミナーや学会がことごとく延期や中止になり、

毎年参加していた歯周病学会はオンラインで開催されたため、どうにか受講は出来ましたが、
その他にしたことと言えば、
開院以降購入したまま読みきれてなかった書籍を読んだりする程度で、私自身のスキルの向上という意味では、目標の達成には不十分だったと言えます。

診療内容については、
歯の着色を落とす専用の機材や
オフィスホワイトニングに使用する新たな機材を導入し、診療のバリエーションを増やしました。

また、新型コロナウイルスを含めた感染拡大防止の観点から、
エアロゾル感染対策として、口腔外バキュームを増設し、
ユニットを使用する時間的な間隔を患者さん毎に確保する為に
一昨年に引き続き10月に診療ユニット(診療台)も1台増設し、5台体制にしました。

ユニットを増設したことにより、人手は増えていないので限りはありますが、(感染防止対策を十分に取った上で)急な患者さん対応もある程度は可能になりました。

受付については、予約ツールなどにあまり大きな変化はありませんでしたが、
10月より働き方改革の一環として自動つり銭機を試験導入し、会計時の効率化を目指しています。
勿論、待合室に消毒用のアルコールやアクリル板を設置するなど、コロナ禍を考慮した感染防止対策はしっかりと行いました。

その他に、ホームページについて、
診療内容や治療費をより分かりやすくする為、いくつかのページの更新を行いました。

今年の抱負としては、
「診療体制の効率化」をあげたいと思います。

藤沢で開院して、もうすぐ3年が経ちますが、
当医院にて歯周病治療を行い、今はメインテナンスの為にお越しになっている患者さんも非常に多くなってきました。

歯周病は生活習慣病ですので、2~3ヶ月毎のメインテナンスは今後も続けて頂く必要がありますが、

同じように歯周病でお悩みの
これから出会うはじめての患者さんのことも考えなくてはなりません。

お口の中を管理するためには、その都度、口腔内をしっかり診察し、その変化を見逃さないことが大事であると考えておりますが、
私の身体はひとつしかありません。

ひとりひとりの患者さんに対する診療の質を維持した上で、より多くの患者さんのお口の健康の手助けが出来るよう、
今後の診療の取り組み方についてはあらためて考えていきたいと思います。

本年もより良い歯科医院づくりにスタッフ共々努めて参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。