土曜日の新規患者さんの受付一時休止のお知らせ

ありがとう

こんにちは。藤沢の歯医者「おだがき歯科クリニック」の小田柿です。

昨年11月末に、神奈川県が創設した
「かながわコロナ医療・福祉等応援基金」
というところから、カタログギフトが届いていたのですが、
先日、そのカタログから選んだ沢山のギフトが当院に贈られてきました。

これは、コロナ禍で仕事をしている3万を超える医療機関と福祉施設に対して、「みんなの感謝お届け事業」の一環として執り行われている事業になります。

「かながわコロナ医療・福祉等応援基金」というのは、
神奈川県の住民の方々からの寄附金や県の職員さんや議員さんの手当などの削減により得られた財源から成り立っていますので、
そのような大切なお金は、コロナ禍の最前線で業務をされている方々にこそ渡るべきなのではないかなと、

我々のような極々小規模な歯科医院が受けて良いものかどうかと考えたりもしましたが、

歯科医院では、新型コロナウイルスに感染した患者さんを直接診ることは無いとはいえ、
昨年もそうでしたが、今回の緊急事態宣言が発令された際でも、

急な歯や歯茎の痛みがあったり、
入れ歯が壊れて食事が出来なくなってしまったり、
歯周病のリスクが高い方で定期的なメインテナンスをしなければ、お口の健康の維持が難しい方など、
治療を必要とする患者さんを路頭に迷わせるようなことがあってはならないので、
業務を止める訳にはいきません。

皆さんは、新型コロナウイルスに感染さえしなければ、他の病に感染したり、かかっている病気が悪化してしまうことは仕方がないと思っている・・・
なんてことは勿論無いわけです。

歯科医院で働く従業員達は、
地域の方々のお口の健康を守る為、マスクを外した患者さんのお口の中を覗き込んで治療にあたっており、
しっかり感染防止対策をとっているとはいえ、やはりいくらかの不安を抱えながら毎日の仕事をしています。

そのような状況下で日々頑張っているスタッフのことを考えると、今回は有り難く頂戴しても良いのではないかな、という思いに至りました。

皆さんが大変な毎日を過ごしている中、このような支援をして下さり大変有難うございます。
ご厚意に感謝し、励みにさせていただきます。

そして、
コロナ禍において医療の最前線で患者さんの治療に尽力されている全国の医療従事者の皆様に、心から敬意を表すると共に、深く感謝を申し上げます。

一日も早く平穏な毎日が戻ってくることを心より願っております。