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2023年 明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

藤沢の歯医者「おだがき歯科クリニック」の小田柿です。

日本における新型コロナウイルス感染症の流行は第8波の真っ只中ではありますが、久しぶりの行動制限のない年末年始となり、外へ出るとここ数年にはなかった街の賑わいを感じます。

とはいえ、医療機関においては、今年も気を緩めずに感染防止対策を継続的に行うことは言わずもがなです。

さて、今年も当クリニックの1年間を振り返りながら新年の抱負について書いていきたいと思います。

藤沢で開院して5年目となった2022年、
様々な理由でスタッフの入れ替えはあるものですが、昨年は開院以来初めて正社員スタッフが一人も入れ替わらない年になりました。

そのおかげもあって、スタッフは歯周病治療を中心とした当院が目指している治療方針についての理解をより深める事が出来たと思います。

同じメンバーで一年を通して仕事をすることが出来たことで、治療の流れはより最適化されスムーズに診療は進みましたし、
その分患者さんとのコミュニケーションに時間を割くことができました。

来院されている患者さんの口腔内の状況だけでなく生活環境、生活習慣の特徴を掴み、その管理や指導の仕方についての内容をしっかり記録して、その情報をスタッフ同士で共有しながら診療にあたれたことは、昨年の抱負としてあげた「メインテナンス・予防処置の強化」について、機器を充実させるという意味とはまた別に考えても、ある程度達成出来たのではないかと思います。

それを実践してくれているスタッフ達には本当に感謝するばかりです。

診療内容については、
まず「P−MAX2」という超音波スケーラーを導入しました。超音波スケーラーそのものは以前より使用しておりましたが、この機器の特徴は上部についているタンクがあり、ここに薬液を入れることで歯周ポケット内の消毒をしながらクリーニングを行えますし、ぬるま湯を使えば普段から歯が知覚過敏でしみるという方は処置中の症状を軽減することが出来ます。

また、「インパルスデジタルレーザー」というNd:YAG(ネオジウム・ヤグ)レーザーの導入によりレーザー治療を行えるようになりました。
Nd:YAGレーザーは歯肉に対して浸透しやすいレーザーで、歯周病治療はもちろん、根管治療、口内炎治療、メラニン色素除去や顎関節症治療に用いることで効果を発揮します。

そして、今年の抱負としては、
「かかりつけ歯科医としての取り組みの見直し」をあげたいと思います。

かかりつけ歯科医とは・・・
安全・安心な歯科医療の提供のみならず医療・介護に係る幅広い知識と見識を備え、地域住民の生涯に亘る口腔機能の維持・向上をめざし、地域医療の一翼を担う者としてその責任を果たすことができる歯科医師。
(日本歯科医師会)
とあります。

藤沢で開院してもうすぐ5年が経ちます。
開院当初から通院されている方も多く、当院をかかりつけとして頂いている患者さんも増えて参りました。
5年が経過すると通院されている患者さんのライフステージも変わっていきます。
患者さんの乳幼児期から高齢期までのライフステージに応じた継続管理や重症化予防のための適切な歯科医療の提供や保健指導方法について改めて考察し、口腔や全身の健康の維持増進を図るために新たに必要なことがあれば取り入れていきたいと思います。

これからも、より良い歯科医院づくりにスタッフ共々努めて参りますので、
本年もどうぞ宜しくお願い致します。