こんにちは。藤沢の歯医者「おだがき歯科クリニック」の小田柿です。
ゴールデンウィークが明け、当院は開院6周年を迎えて、7年目の診療がスタートしました。
当院はダイエー藤沢店さんの2階の奥に位置しており、建物の入口から店舗までの距離があるため比較的外部からの汚れは侵入しにくい環境ではあるのですが、それでも開院して6年が経過すると、クリニック内の内装の経年劣化が少しずつ目に付くようになってきました。
また、開院時から使用しているパソコンなどの業務用機器も定期的に点検はお願いしておりましたが今年で保守契約か切れるというこのことで、
機器トラブルがあると機械のプロではない私では対応しきれない問題が生じる可能性があり、場合によっては急に診療が行えなくなってしまうなどの事態も起こり得る為、保守契約の切れる機器の買い替えや、傷んできた内装の一部修繕工事を今月と来月に行う予定です。
大きなトラブルが起きないように、定期的にメインテナンスを受けたり予防を図ることの重要性は歯科治療に限った話ではないですね。
診療については、開院以来歯周病治療に重きを置いた治療を患者さんに提供するという基本方針を崩さずに診療を続けてきておりますが、
長期的にメインテナンスに通われている方々の中には、加齢による口腔内の変化やライフステージの変化に合わせて治療方針を見直しをした症例も増えてまいりました。
特に重度歯周病の診断により通院されている患者さんの中には、元々長期間残す事が難しいと判断される歯をどうにか管理してきたものの、
食事など日常生活に一定の支障が生じる様になってしまったり、
健康面、体力面から定期的な通院が困難となったり、
持病の悪化や他科での治療で日常的に服薬する薬が必要になったり追加・変更によって外科処置が困難になることが予測されたことで、
無理して歯を残すより抜いてその後の治療を進めていくことの方が患者さんの得られる利益が大きくなり治療方針の転換を選択したケースがあげられます。
大切な歯を失うということは非常に残念ではありますが、予めある程度、将来起こりうるであろう事態を予測して対処法をご相談させて頂けていると、患者さんも比較的状況を受入れやすく迷いなく次の段階に移ることが出来ると考えております。
この点は、かかりつけ歯科医があることの大きなメリットと言えますし、
今後長期症例が増えていくことが考えられる中で益々重要になってくると考えております。
地域の方々の期待に応えられる歯科医療を提供できるようスタッフ共々日々研鑽して参りますので、
これからもおだがき歯科クリニックをどうぞ宜しくお願い致します。